昨日、人形屋さんへ
雛人形を見に行ってきました。
初めは長男次男の兜を買った人形屋さんにしようかなと思っていたのですが、、HPを見て、なんか良さそうだったので、今回は自宅からは結構遠くの人形の望月さんへ行ってきました。
人形の佳月さんで出逢った兜は、毎年出しても『あぁ…いいな。何度見てもいいな』と思えるものを購入することができたので、お雛様も良い出会いがあるといいなぁと不安半分で行ったのですが、とても良い作家さんの雛人形と出会うことができました。
雛人形は作家さんによってかなり表情が違うので、もし良いお顔のが無かったら別なお人形屋さんも見なきゃなと思っていたので、1軒目で良い出会いがあって良かったです。
人形屋さんの店員さんが丁寧に説明してくれて、他にお客さんもいなかったので(結構暗くなってから訪れたので)じっくり聞くことができました。
まだ購入はしていませんが、内金を入れてお取り置き(予約)だけしてきました。
今回とても良いなと思ったのが、
蓬左佳峰さんという作家さんの雛人形。
説明を聞いているうちに、なぜかジーン…として涙が出てきそうになったのです。まだ見てないお雛様がたくさんあったのに、その瞬間、『あ、これってもしかして縁があるお雛様なのかも・・・』と思い、やはりその後色々見て回ってもこのお雛様が忘れられず。これに決めてきました。
蓬左佳峰さんという作家さんの雛人形は、細部にまでこだわっていて、ちゃんと着ているお洋服も、人が着ているのと同じように見えないところも忠実にされていて、服の継ぎ目も模様を合わせて作られているのだそう。
全く見えない足もしっかり作られているというので、『あぁ、このお人形たちはこの作家さんに本当に命を吹き込んでもらっているのかも』と思えました。
私たちが選んだお人形に使われているお着物は麴塵(きくじん)といって、当たる光によって全く違う色に変わり、とても良い味わいを感じることができます。
このお内裏様のお着物も、茶色に見えたり緑に見えたりするんです!
まだ我が家にはありませんが、家に帰ってから何度写真を見直しても良いなーとしみじみ感じています。
何気に蓬左佳峰さんの雛人形は、お雛様よりお内裏様のお顔がすごく好みで目を引いたのですが、お雛様もなんとなく長女に似てるかな??と感じてますw
初めは、お雛様のお着物の色が『うーーん。。』と思っていたのですが(もっと落ち着いた赤がいいかなと)、見れば見るほど愛着が湧いてきているので、やっぱりこの夫婦にして良かったんだな〜。と納得できています。
やはりこのお内裏様にこのお雛様!と作られたと思うし。
お願いすれば、時間はかかるけれど、特別料金とか無しで、特注で自分たちの希望通りに新たに作ってもらうことも可能みたいですが(例えばこういう色のお着物でとか)(お着物に名前を刺繍してくれたりもするみたい)、なんかこの出逢ったお人形さんにバイバイするのは淋しかったのでこの子たちに決めました。
1、2週間くらいでお金を用意して受け取りに行く予定なので、とても楽しみです。
ちなみにこのおくるみおぼこ雛は私の姉が「初節句だから」と買ってくれました🤗 癒されるお顔です。